29. 犬で黒い被毛の生えている部分だけが脱毛する

かゆみのない病気

犬で黒、グレーの被毛が生えている部分だけが脱毛する病気があります。
ド-ベルマン・ピンシャー、ダックスフンド、グレート・デーン、プードル、ヨークシャー・テリア、チワワ、ボスト・ンテリア、シュナウザーなどに認められます。
生後数か月から3歳齢ぐらいに発症します。痒みや皮膚の腫れなど炎症は認めません。
初めは、被毛の色が薄くなり、やがてちぢれて被毛も薄くなり、最後に脱毛します。
一方、白、茶色の被毛のところは正常に生えていますので、カラーダイリューション脱毛症、黒色被毛毛包形成異常症と呼ばれます。
原因ははっきりしませんが、遺伝的な因子が関わっていると考えられています。
被毛や毛を作る毛包を顕微鏡で観察すると、被毛を黒くさせるメラニンの形成異常が認められます。
治療は、ホルモン剤、サプリメントなどを内服させますが、あまり効果がないこともあります。ただし健康には問題ない病気とされています。

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