犬の食物有害反応(食餌アレルギー)は、痒みをともなう病気として有名ですが、難しい病気の一つです。
なかなか皮膚炎を引き起こす原因となる食品が、特定できない場合も多いからです。
牛肉、乳製品、チキン、小麦などがアレルゲンになりやすいとされていますが、他に薬の包装材のカプセルや、おやつに含まれるゼラチンに対してもアレルギーを引き起こす場合もあります(BMC Vet Res. 2015;11:196.)。
アレルギー検査として、血液中の抗体および免疫細胞のひとつであるリンパ球の反応を調べる検査がありますが、確定診断までの精度と感度までには至らないようです。
また各フードメーカーからいくつかの療法食が販売されていますが、フードを変えただけで劇的に痒みが無くなった症例は少ないようです。
恐らく、他の皮膚病も併発しているためだと考えられます。または疾患犬の多くの皮膚炎が慢性化しているため、フードを変えても効果の判断が難しいとも考えられます。
18.食物有害反応(食餌アレルギー)について
かゆみのある病気


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