1. 痒みとは何でしょうか?

その他

残念ながら痒みについては、未だに良く分かっていません。

そのため、医学部などで使用する皮膚科学に関する教科書や、獣医の皮膚病に関する教科書にも痒みについての説明はほとんど記載されていません。

それは痒みはいろいろな要素が絡み合っていますので、すべての現象について説明ができないようです。それでもあえて、分かっていることについて大雑把に説明してみます。

まず、生体で痒みを感じる組織は皮膚と粘膜の一部しか存在しないようです。

例えば、「昨日、変な物を食べたから、胃や肝臓が痒い。」とか「慣れない運動したら、今日は筋肉が痒い。」などを経験したことが無いと思います。

また皮膚が痒い時の痒み止めの成分には、神経を麻痺させる局所麻酔剤が含まれていますので、痒みは皮膚にある神経が何らかの刺激で興奮して感じているようです。

恐らく皮膚を守るために、痛みなどを知覚する神経と同じような目的で存在するようです。以前は、痛みを感知する神経が、弱い刺激を受けると「痒み」として知覚されるとされていましたが、他の組織は「痛み」を感じても「痒み」を感じないため、最近は皮膚には「痒み」を感知する神経が存在するとされています。

この神経が痒みを脳へ伝達するときに、痛みを感じる神経は伝達を拮抗する働きがあるため、痒いときあえて皮膚を掻くと、痛みを知覚する神経が興奮して痒みの伝達を抑えるため、痒い時は無意識で掻くそうです。

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