
カール先生、レオさんがお見えですよ!

おや?レオさん、今日はどうしましたか?またお腹がゆるいですか?

ちがうよ、先生。くびやお腹が痒くて、痒くて、良く寝られないんだな!カール先生、何とかしてくださいよ!

どれどれ、頚やお腹も赤く腫れていて、真っ赤じゃないか!
引掻いて、出血までしているね!
いつから痒みが起きたのですか?

先週晴れて気持ちがよかったから、草むらのを思いっきり駆けたんだな。
それからだんだんチクチクした痒みが始まって、だんだんひどくなったんだな。

まあ、これはひどいわ!
先生すぐに痒み止めの注射を用意します!
あと消毒の用意も!

あかねさん。待て、待て、まずは原因をしらべよう。話を聞くとまずは、皮膚に寄生虫がついたか、検査しましょう!
あかねさん皮膚掻爬検査の用意をして。
レオさん、痛いかもしれませんが、皮膚を少し削りますよ。
この削れた皮膚を顕微鏡で見てみましょう。どれどれ。
これは大変だ、二人も顕微鏡を見てごらん。


キャー先生、疥癬じゃないですか!

カール先生、なんですかこれ?

これは、ヒゼンダニと呼ばれるダニですよ。
草むらとかにいて、そこで遊ぶと付いてきてしまうことがあります。
とりつくと皮膚の中に侵入していまいます。これはとても痒いはずですね。

先生、見ていたらもっと痒くなってきた!何とかしてください!

先生、すぐにイベルメクチンの注射を用意します!

注射!注射は嫌いだな、注射されたら痛くて、咬んじゃうかもしれない!

先生、わたしまで咬まれたら困ります!
まずは先生が鎮静剤を注射してください。

あかねさん。先生だって咬まれたくないよ!
レオさん、イベルメクチンは、ノーベル賞を受賞したすばらしい駆虫薬ですが、今は別に飲み薬の駆虫薬もありますから、それを処方します。
すぐに飲んでくださいね。
ただし、効果がでてくるまで数日かかることもあります。

先生どうもありがとう。でも痒みもすぐに抑えてほしいんだな。

先生やっぱり、痒み止めの注射を用意します!

いやいや、痒み止めも飲み薬で処方しますね。
虫が落ちてきて、痒みが収まってきたら、痒み止めは飲まなくてもいいですよ。



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