日本獣医皮膚科学会のホームページ(https://www.jsvd.jp/index.html)に、
日本獣医皮膚科学会認定医リストおよびアジア獣医皮膚科専門医リストが掲載されています。
A:かかりつけの動物病院で勤務している皮膚病を専門にしている獣医師の診察を受けられれば良いのですが、まずはかかりつけの獣医師に診てもらい、それから専門の動物病院への紹介を受けることもできます。
A:他の病気で掛かってもそうですが、動物には健康保険がないため、診療費が動物病院ごとに
異なります。
また病気によって治療に必要な処置料、検査料、薬の種類や投与量など異なりますので、
連れていく動物病院の獣医師と診察料金についてよく相談してください。
A:病気によっては、ワクチンによって皮膚病が悪化することもあります。
また病気や薬によっては免疫を抑えられてしまうので、せっかくのワクチンの効果が発揮されにくくなる場合もあります。
かかりつけの獣医師と相談して、もし狂犬病ワクチンを接種しない方が良いと判断されれば、「狂犬病注射猶予証明書」を獣医師から発行してもらうこともあります。
A:多種類ではないのですが、ウイルス、細菌、真菌(カビ)、寄生虫などの感染症の一部に、人へ感染する病気もあります。
それらの病気は、自然環境から動物を介して感染する場合や、多投飼育によって感染が蔓延していることがあります。
そのため飼育環境や地域のよって比較的多く認められる病気の場合もありますので、かかりつけの動物病院の獣医師にお聞きするとよいでしょう。
A:ジステンパーやパルボウイルス感染症などは、定期的にワクチンを接種していれば、
まずは大丈夫です。
また最近は、ノミやマダニの予防薬もありますので、自然環境に近い屋外ドッグランで遊んだことによる寄生虫による感染症の心配も減りました。
一方で、犬の慢性皮症やマラセチア皮膚炎などへの長期治療による抗菌剤耐性菌が増加しています。
犬を触ったあとは、石鹸やハンドソープを使ってよく手を洗った方が、耐性菌の蔓延を防ぐためにも良いでしょう。
同様に、公園やドッグランで他の犬とじゃれ合って遊んだ場合も、耐性菌の伝播させる機会になります。
ただし現在のところ耐性菌による健康な犬への直接的な病害は報告されていませんが、抗生剤の治療歴のない犬から、耐性菌が分離される理由の一つとして考えられています。
A:犬や猫の被毛やフケなどが喘息を引き起こす抗原(炎症の原因物質)になることは少ないのですが、稀に喘息や鼻炎の抗原となってしまうこともあります。
そのためアレルギー抗原の検査項目の中にハウスダストや花粉とともに、犬および猫の皮膚があります。
ご心配でしたら、かかりつけの小児科や内科の医師とご相談されて、検査を受けてから犬を飼うことを検討されてはいかがでしょうか。
A:病気によって処方される薬は異なります犬が痒がっている場合は、必ず動物病院で診察を
受けてから、薬を処方してもらってください。
A:人のアトピー性皮膚炎と犬の治療方が異なる理由として、例えば、犬の被毛が多い病変部位は薬が塗りづらい。また塗布した外用薬を舐めてしまう。人は痒みが強い部位へ自分で薬を塗ることができる。などいくつか異なる理由が挙げられますので、その病状によって人と治療法が異なることがあります。
A:現在の日本の獣医大学では、獣医教育の共通到達目標である、獣医学教育モデル・コア・カリキュラムに基づいてカリキュラムが策定されています。その中に皮膚病学も含まれていますので、皮膚病に関する知識を習得することになっています。また、一般社団法人獣医皮膚科学会の会員となって、日本獣医皮膚科学会認定医講習を受講後、試験に受かれば、認定医となることができます。