「犬と猫は、痒みを感じない!」と思っている方は、いないと思います。
犬や猫がよく後ろ肢で耳の後ろを掻いていたりしているのを見かけると、痒がっているんだなと思いますし、痒がっていると思われる場所を人が掻いてあげると、気持ちよさそうにしています。また、犬や猫が疥癬ダニに感染すると、皮膚が赤く腫れて患部を常にひっかきますので、かなり痒いようです。
このダニは人にも感染しますので、飼い主さんなど感染した方に聞くと、かなり痛痒いそうです。
さて、犬と猫は洗わないと痒くなるのでしょうか?この疑問はいまのところ、獣医師の間でも決まった答えはありません。
以前、獣医の学会で犬の皮膚病について講演したときに、会場に集まった獣医さんたちに質問したことがあります。
多くの先生方は、洗わなくても痒くないとお考えのようでした。
「犬や猫はもともとお風呂に入らないから、痒くならない。」と考えている先生もいらっしゃいました。
その理論ですと、人も頻繁に入浴したりやシャワーを浴びる習慣ができたのは、そんなに古くからではないことが分かっていますし、今でも頻繁に体を洗う習慣が無い(できない?)地域もあります。人も洗わなくても痒くないのでしょうか?
単純そうですが、良く分からない疑問だと思います。特に犬と猫はしゃべらないので、良く分からない。そのため獣医師が、触れてはいけないことかもしれません。
これからこの疑問について、人についての研究を含めて紹介したいと思います。
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