32.脱毛症X、偽クッシング症候群

かゆみのない病気

剃毛後脱毛症に似た病気として、成犬になったばかりのポメラニアンで多く見かける脱毛症もあります。未去勢雄に多いとされていますが、去勢・避妊雌でも認められます。
2歳前後で急に、尾、大腿部、頚部、背中から腰にかけて、被毛が綿状になり、やがて生えなくなり、ついには頭と四肢を除く全身が脱毛してしまうこともあります。
ポメラニアン以外でも稀ですが、アラスカン・マラミュート、チャウチャウ、ミニチュア・プードルでも報告されています。
原因は良くわかっていませんが、遺伝的な素因があると考えられています。
検査を行い、他の内分泌疾患や代謝性疾患との鑑別を行います。効果的な治療が確立されていませんので、期待されるサプリメントや薬を内服させます。
健康には関係ないとされています。
また、皮膚を保護するための被毛が無いため、保湿剤の塗布や服を着させて皮膚を保護します。

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