猫も痒みを伴う皮膚炎が多い動物です。
また犬にはあまり認められないのですが、猫には好酸球性局面(好酸球性皮膚炎)と呼ばれる、現在でも原因がはっきりしないが、強い痒みを伴う病気もあります。
またストレスや寄生虫に咬まれたあとに、頚、顔、耳のまわりなどを掻きむしってしまい、血だらけになってもさらに激しく傷をつけてしまうこともあります。
このような病気に対しても以前は、副腎皮質ステロイドの注射やシクロスポリンなどの内服薬が使われていましたが、副作用のため、長期間の投薬は懸念されるようになってきました。
最近の報告では、猫の痒みに対しても前述したオクラシチニブが有効で、副作用の発現も少ないようです(BMC Vet Res. 2019 ;15(1):137.)。
ただし、猫に使用する時は、原因疾患の治療が優先されますので、猫の皮膚病について知識のある獣医師の診察を必ず受けさせてください。
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