25.犬、猫の皮膚糸状菌症

かゆみのある病気

動物の被毛、皮膚、爪に感染する糸状菌による感染症です。
この菌の仲間が人に感染すると、白癬、たむし、しらくも、水虫とか呼ばれる病気になります。動物が感染すると、皮膚が赤く腫れたり、じくじくしたり、脱毛やカサブタなどができます。
子猫や子犬で顔や耳、四肢端に発症が多いようですが、大きくなっても感染することがあります。痛痒い時もあるようで、気にして引掻くこともあります。
それによって、他の部位へ感染させてしまうこともあります。
診断は、患部の皮膚掻爬(物)検査や培養検査を行います。
限られた範囲の病変であれば、抗真菌薬の外用やシャンプー洗浄もありますが、主に抗真菌剤の内服を1~数カ月行います。副作用も出ることがあるので、血液検査を行うこともあります。
この菌は人へ感染しますので、飼い主さんも皮膚炎が発症したら、必ず皮膚科医の診察を受けてください。そのとき、動物から感染した可能性があることを伝えてください。

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