前述では、食物有害反応(食餌アレルギー)の診断・治療で、各メーカーから販売する療法食に変えても、効果が顕著に認められる症例が少ないと記載いたしました。
それでは、療法食を与えることは、あまり意味がないのでしょうか?
いくつかの理由から、そうではないと思っています。まず、フードにはアレルゲンの可能性が高い食品は、できるだけ入っていません。
そのため、隠れている食物有害反応(食餌アレルギー)が除外される可能性があります。
つまり他の疾患の診断・治療に専念できます。
また、皮膚疾患用の療法食には、不飽和脂肪酸などの皮膚炎を抑える成分や、皮膚の維持に必要なビタミン・ミネラルが充分添加されていますので、補助治療効果が期待できます。
さらに、同じようなフードを購入すると飽きてしまいますが、各社から似たような目的・成分のフードが販売されていますので、食餌を変化させることができます。
ただし、これは皮膚疾患に関することなので、嘔吐や下痢を伴う食物有害反応(食餌アレルギー)の場合は、かかりつけの獣医師と相談して、フードを決めてください。
19.療法食について
フード


コメント