20.外耳炎について

かゆみのある病気

最近お散歩以外は、室内で暮らす犬が圧倒的に増えてきました。
いっしょに生活している飼い主さんが、犬が耳をしきりに痒がる、耳垢が多い、耳からの臭いがひどくなったなどの症状に気づいて動物病院へ受診させると、外耳炎と診断されることが多いようです。
外耳炎は、耳の細菌や酵母菌による感染症が多いのですが、大型犬ですと稀に外で遊んで、草の種などが耳の穴(外耳道)に入って取れなくなって炎症を起こすこともあります。
また年をとって外耳道を構成する皮膚・粘膜がガン化することもあります。
耳が垂れて、耳穴がふさがっている犬種、アトピー性皮膚炎や食物有害反応に伴って起きる場合、湿気が多い環境などが外耳炎を誘発させやすい原因としてあげられます。
猫は犬よりも少ないのですが、子猫の時にウイルス感染によって中耳炎を引き起こして、耳の奥にポリープができている場合もあります。
犬で外耳炎を適切に治療せずに放置しておくと、慢性化して外耳道の粘膜が肥厚して厚くなり、穴自体が狭くなってしまいます。
さらには完全に外耳道が塞がってしまって、耳の奥が化膿している場合もあります。
こうなると治療が大変難しくなりますので、外耳炎を疑ったら早めに動物病院で診てもらうようにしてください。

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