猫はよくグルーミングします。
ただし、お腹だけしつこくグルーミングして、被毛までなくなってしまう場合は、病気が考えられます。
ペットフードがなかった時代には、人の食事の残り物とかで生活しているために、ビタミンEが不足して皮下脂肪の炎症を引き起こすことがありました。
特に腹部の皮下脂肪で炎症が起きやすかったようで、痛みによって腹部を舐めて脱毛を起こす病気がありました。
最近の市販されている猫用ペットフードでしたら、あらかじめビタミンが添加されているため、この病気を発症することはなくなりました。
もう昔の病気となっています。
動物の皮膚病の教科書にも記載されなくなっています。
前述しましたが、好酸球性局面(好酸球性皮膚炎)がお腹にできますと、皮膚が真っ赤になって、少し盛り上がったようになります。
これは、とても痒いために、しきりと舐めて、被毛の無くなった患部が唾液でべとべとになってしまいます。
また、何度もノミに咬まれることによるアレルギー性皮膚炎によっても、お腹から腰、さらに両後ろ足の被毛まで舐めてなくなってしまうこともあります。
もう一つ、気を付けなくてはならないのは、膀胱炎によってお腹を舐めている場合もあります。そのため、皮膚病の原因がはっきりしない時は、尿検査や超音波検査で膀胱炎を調べることもあります。
猫はしゃべってくれないので、いくつか検査してから、やっと原因がわかることがあります。



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