副腎皮質から分泌される副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)が、過剰に分泌されことによって、皮膚が薄くなり、やがて脱毛してしまう病気があります。
脱毛部には、ニキビが多く発生します。一方で、犬では硬いかさぶたが頭から背中を中心に腰まで発生することもあります。
また病気が進行するとお腹がでっぷりするとともに、肢の筋肉が落ちて細くなってきます。
水をよく飲み、おしっこが多くなったなど皮膚以外の症状もでてきます。
検査は血液検査、超音波検査、CT検査などを総合して診断を行います。
治療は副腎に腫瘍が発生している場合は、外科手術で摘出を行います。
また腫瘍以外で副腎の機能が亢進している場合は、副腎皮質ホルモンの産生を抑制させる薬を内服させます。他の病気の治療のため、副腎皮質ホルモンを長期投与され続けていると、同じような症状が認められますが、その場合は医原性クッシング症候群と呼びます。
34.副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
かゆみのない病気


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